学校生活

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第9回LFA&MIRAI体験イベント参加報告

令和4年7月29日(金) 

いわき市にある曙ブレーキ株式会社を会場にしてLFA&MIRAI体験イベントが行われました。

昨年までの2年間は新型コロナウイルス感染症の影響で開催されておりませんでしたが今年度は3年ぶりに開催され、9名の生徒で参加してきました。

 

LFAとは、“Lexus F Sport Apex”の略でレクサスのプレミアムスポーツシリーズ「F」の頂点に立つスーパースポーツカーです。「世界超一級レベルの運動性能と超一流の感性と官能を持ち合わせるスーパースポーツカー」として500台限定で開発された特別な車です。そのLFAに実際に乗車し、プロのテストドライバーの運転で時速270㎞の走りを体感したり、展示用の実車では運転席に座らせてもらい内装やエンジンルームの写真を撮らせてもらったりしました。また水素を用いた燃料電池で走る新型MIRAIにも乗車し、険しい坂や、曲がりが多い山道をグイグイと走る様子を体感し、生徒たちは興奮している様子でした。

 開発者の方々の講話ではエンジンや車の開発についての苦労話や、ものづくりの素晴らしさ、これからの若い世代に伝えたい想いを語られていました。

 このイベントは震災があった翌年の2012年より開催されており、ほとんどが関連企業のボランティアで運営されています。そこには、様々な人々との出会いや心躍る経験が人を育てるという考えがあります。震災や新型コロナウイルス等の逆境を乗り越えて、失敗・挫折、そして挑戦を繰り返して日本を担う“人財”へと成長してほしいと伝えていました。

 今回のイベントを通して多くの経験と知識を与えていただきました。きっと生徒のこれからの人生に影響を与える素晴らしい経験になったと思います。東洋システム株式会社様をはじめ、トヨタ自動車株式会社様、曙ブレーキ工業株式会社様、関係企業・スタッフの皆々様ありがとうございました。感謝申し上げます。

福島県高校生ものづくりコンテスト2022溶接部門 参加報告【機械科】

令和4年7月22日(金)

福島市のポリテクセンター福島で行われた 「福島県高校生ものづくりコンテスト2022溶接部門」に参加しました。機械科2年生が2名、3年生が1名というメンバーで団体を組み「N-2F」という課題に取り組みました。2枚の鉄板をアーク溶接で付け合せる際の溶接の正確さや美しさを競う内容です。

結果は6位で、入賞は逃しましたが来年に向けて更に真剣に取り組んでいきたいと思います。

 

 

【流通ビジネス科】2年生 

7月15日(金)商業人材育成の一環として、東日本大震災・原子力災害伝承館、震災遺構浪江町立請戸小学校、福島水素エネルギー研究フィールド、南相馬市博物館に伺いました。南相馬市の活性化に向けて高校生の視点で考えるうえで、まず地域を知る活動に臨み、相双地区が向き合ってきた日々、そして今後向き合っていく未来についての考えを深めることができました。

 

 

 

 

【産業革新科(商業)】2年生 地元企業訪問

7月11日(月)商業人材育成の一環として、班に分かれて南相馬市内の企業(松永牛乳、菓匠 栄泉堂、菅野漬物食品、セデッテかしま パルティール)と南相馬市役所に、課題解決に向けた現地視察に伺いました。企業や市役所の方に話を聞いたり、働いている様子や環境を肌で感じたりすることで、今まで学んできた学習が実社会においてどのように活かせそうか考える足掛かりとなりました。生徒は今後、把握した課題をどのように解決していくか具体的な方法を検討し、訪問した企業などに提案していきます。

 

 

 

 

 

 

 

【産業革新科(工業) 】環境化学コース1年生、環境問題の出前授業を実施しました。

7月19日(火)「福島イノベーション・コースト構想」産業人材育成に係る出前授業を実施しました。

 産業革新科 環境化学コースの1年生が、公益財団法人ふくしま海洋科学館、学習企画営業部指導主事の猪腰考敏先生から「海洋プラスチックごみの現状と環境問題」について、出前授業を聴きました。最近メディアでも取りざたされている海洋プラスチックごみの世界規模での広がりや海洋生物等の生命に重大な危機をもたらしていることについて、実際の写真や動画を使って説明されました。生徒諸君も痛々しい動物たちの姿を見てこの問題について真剣に考えていたようです。将来、この経験をもとに環境負荷を考えたモノづくりに貢献してもらえたらと思います。