事業報告

マイスター・ハイスクール事業報告

【商業科1年】地域の観光資源を活用した魅力発信を行うための手法についての講習会

 南相馬市や相双地域には「相馬野馬追い」や「大悲山の石仏(日本三大磨崖仏)」といった全国でも有名な観光行事やスポットなどがあります。

 このような既存の観光資源と新たな地域の魅力発見・探究、地域の情報発信や観光誘致等につなげるための考え方や手法について講師の方をお招きして学習を行いました。

 講習会では、リーサスを使った分析から地域の現状を判断する方法や地域の課題をいかに解決し、それをビジネスチャンス(観光資源)につなげていくかといった考え方、思考法における基礎的な内容について講義をしていただきました。今後も継続して取り組み、学習を活かした新たな観光プランの立案ができるように取り組んでいきたいと思います。

◆日 時: 令和3年11月17日(水)

◆講 師: 南相馬市役所経済部参事 観光政策担当  佐々木 康之  氏

  

【商業科1年】デジタル地域通貨に関する講習会

 現在、デジタル通貨における環境整備は世界各国で進んでいます。また、全国の自治体においても、「地域限定のデジタル通貨」を使った町おこしや地域活性化の取組を行っているところがたくさんあります。

 今回、講師の方をお招きし、講習会を行い、各地自体のデジタル通貨の現状や必要性、そして「地域の課題」を探求するためのブレーンストーミング学習を行いながら、南相馬地域ならではの「デジタル地域通貨」についてアイデアを深めることができました。

◆日 時: 令和3年11月22日(月)

◆講 師: 西会津町CDO最高デジタル責任者

       内閣官房情報通信技術総合戦略室オープンデータ伝道師  藤井 靖史 氏

   

【商業科1年】VRアートに関する講習会

 現在、南相馬市においても、ロボットやTRの技術を活かしたまちづくりを行っています。また、この技術は医療や介護、教育の現場においても活用法が期待されています。今回の講演会では、実際にせきぐち様が普段は見ることができない、ライブパフォーマンスを披露してくださり、さらにはVR体験もできました。

 講演会を通じて、VR技術が持つ可能性、そしてこの技術を活用した地域活性やまちづくりのアイデアについて考えることができ、とてもよい経験となりました。

 ◆日 時: 令和3年11月12日(金)

 ◆講 師: みなみそうまみらいえがき大使 VRアーティスト せきぐち あいみ 氏

   

ドローンプログラミング技術講習会

令和3年12月6日(月) 産業革新科電子制御コース2年生対象に実施

講師として(株)東日本計算センターから3名の方をお招きし、トイドローンをプログラミングで操作する方法を教えていただきました。

生徒たちは初め思うようにいかなかったようでしたが、グループでの話し合いを重ね、何度も飛行を試すことにより問題点を解決していくことができ、熱心に次々高度な内容に挑戦するようになっていきました。

ドローンに関する航空法の説明

プログラムを作成している様子

ドローンを操作している様子

 

【電気科】画像認識による自動運転技術学習③~JMCR2022福島大会カメラクラス~

11月12日(金)に「ジャパンマイコンカーラリー2022福島大会」が実施されました。

この大会はマイコンカー競技を通して、マシンづくりとプログラミングのアイディアを競い、技術の習得と創造性の育成を図ることが目的としてあげられます。

競技規定として、自走式マイコンカーのタイムレースとなります。

今年度は画像認識の学習を活かして「カメラクラス」に参加しました。

(本校全体ではベーシック、アドバンスクラスにも参加しました。)

当日は会場での明るさを計り、センサのしきい値調整に時間がかかりましたが、参加生徒たちが協力して完走できるよううまく調整しました。

 大会結果は第1位となることができ、生徒達も非常に喜んでいました。

プログラムの調整

本番走行

表彰後、本校で記念撮影

  

また、2022年1月8日(土)~9日(日)の全国大会(広島県)が開催予定であり、東北地区代表として本校が出場することに決まりました。 

以下に福島大会の走行状況の動画(編集あり)を掲載します。

マイコンカー・カメラクラス福島大会 試走(23秒動画)

(※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)

 

マイコンカー・カメラクラス福島大会 本番2回目(28秒動画)

(※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)

 

前回までの記事:画像認識学習① 、 画像認識学習②