事業報告

マイスター・ハイスクール事業報告

【電気科】外部講師によるEV製作実技講習

テクノアカデミー浜より成瀬哲也先生を講師としてお招きして、実践的なEV製作実技講習を実施しました。

6月3日(金)に第二回目が実施され、「巻線機による電動機の巻線実技指導」「電動機の速度制御」を受けました。

出場予定であるCQ出版EVミニカートレースのマシンは電動機を自作するところから始まります。

トルク調整機能がついている巻線機が使用できることで、均一な巻線ができあがりより綺麗に仕上げることができると思います。

 

〇巻線機による電動機の巻線実技指導

巻線機による巻線作業(26秒動画)

(※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)

 

〇電動機の速度制御

 電動機の速度制御(31秒動画)

(※写真クリックで動画が別ウインドウで開きます。)

 

【電気科】令和4年度マイスターハイスクール 主な活動について

昨年度から活動している「マイスターハイスクール」について、電気科として令和4年度は以下のような活動を主に予定して活動しています。

 

①EVカー製作とレース出場

本校機械科と学科連携(技術協力)をしてEVカーを製作します。

また、テクノアカデミー浜から外部講師を派遣してもらい、実践的な指導を受けます。

各大会レギュレーションに合わせたマシン調整をし、大会出場をする予定です。

「CQEVミニカートレース筑波大会」「World E.V. Challenge名取大会」に出場予定。

 

②画像認識による自動運転技術学習~マイコンカー(Cameraクラス)~

昨年度も製作したカメラによる画像認識マイコンカーを製作します。

「JMCR2023福島県大会」に出場予定。

昨年度の活動はこちら ⇒ JMCR2022福島県大会

 

③自動制御技術学習~PLCを活用したシーケンス制御~

自動制御技術としてシーケンス制御があります。

プログラマブルコントローラ(PLC)を活用してコンピュータ制御を学習します。

自動制御の製作物に加えて、技能検定も受験予定。

 

④ワイヤレス発電技術学習

電磁誘導を利用したワイヤレス発電を学習します。

ワイヤレス発電は宇宙太陽光発電でも研究されており、次世代の技術としてキャリアアップ教育を考えています。

 

【機械科】特別講師を招いてのマイスターハイスクール実習⑤

令和4年6月2日(木) 特別講師を招いてのマイスターハイスクール実習⑤

 

今回で5回目となり今の班の最終回を迎えました。

 

前回で配線を終えた部品類をクローラーに組み付けて、制御用のプログラムをArduinoと呼ばれるマイコンに書き込みました。

資料にある基礎プログラムを元に生徒それぞれがプログラミングと動作確認を行いました。

 

様々なハプニングもありましたが、全員がロボットの組み立て、配線作業、プログラミングを行うことができ、制御について学ぶことができました。

 

ここまでの出来栄えを山崎様に評価していただき、初めての作業が多い中、はんだ付けや組み立て作業を丁寧かつ正確に行っている生徒が多くいると評価していただきました。

 

生徒からは、「難しい部分もあったが組み立てや、はんだ付けをしたクローラーが実際に動くのはとても嬉しかった」 「もっと色々なプログラムを作ってみたかった」などの感想もあり、ロボットや制御に対する興味関心が高まったのではないでしょうか。

 

次回からは班員が変わり、同じく5週かけて制御と組み立てについて学びます。

今回より更に良いものづくりや制御学習を目指していきます。

  https://drive.google.com/file/d/1DjUlHyhnMHwpCQZERweP_6pDnCKpZxwW/view?usp=sharing

 https://drive.google.com/file/d/1xq0u_gagbyeOrbvlXaK_Sg1lpLHtNxzo/view?usp=sharing

↑↑↑ 生徒たちが制御プログラムを組んだ「前進後退を繰り返すクローラー」の動画です。

 

【機械科】特別講師を招いてのマイスターハイスクール実習④

令和4年 5月19日(木) 特別講師を招いてのマイスターハイスクール実習④

 

今回で実習も4回目となり、生徒の作業もスムーズになってきました。

前半は前回同様にはんだ付けの作業を行い、距離センサーやDCコンバータと呼ばれる部品に芯線をはんだ付けしました。

後半は山崎様に製作していただいた、センサーモジュール部分の組み立てを行いました。組み立ての部品は山崎様が事前に3Dプリンタで大量生産しており、200時間かけて今年度の実習分全てを用意していただきました。

生徒たちは写真と実物を見比べて、どのように組み立てていけばよいか、それぞれ考えながら作業を行い、分からない部分を個別に聞きに行ったり、その場で質問をしたりと、興味関心が湧いてきた様子も見られました。

また、早く作業を終えた生徒がほかの生徒に教えに行く姿もありました。

次回で今の班のローテーションが終了し、ロボットも完成予定です。

 

 

【機械科】特別講師を招いてのマイスターハイスクール実習③

令和4年 5月12日(木)  特別講師を招いてのマイスターハイスクール実習③

 

今回は電線を指定の長さにカットして被覆をむいたり、はんだこてを使用してはんだ付けを行ったりしました。

また五十嵐CEOから 「歯車の仕組みとトルク」 についてお話を頂きました。

初めての言葉や作業、工具の扱いに苦戦しながらも、山崎様の手本に沿ってモータードライバへの配線を行えました。

休み時間になっても黙々と作業を進める生徒もいて、ものづくりを楽しんでいる様子でした。